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濱田雅子の新刊書出版のお知らせ


『写真が語る近代アメリカの民衆の装い』(株式会社PUBFUN  2022年4月15日)B5判 p.352

 

※株式会社インプレスホールディングスと株式会社メディアドゥは、両社のプリントオンデマンドサービス事業を統合し事業展開を行う合弁会社 PUBFUN を2022年4月1日に設立しました。

 

アマゾンでペーパーバック販売中

 定価 3,850円(3,500円+消費税)

Kindle版 1,500円 (4月16日より販売)

 

内容紹介

 

近代アメリカの民衆の装いを、写真から読み解いた他に類を見ない画期的な本です。一般の読者の皆さんにもわかりやすく、面白く、物語風に書かれ、思わず、民衆の生活文化史の世界にいざなわれます。

 

私たちのまわりには、バックグラウンドも名前もわからない人々が写った沢山の写真が残されています。実際に過去に着用されていた衣服に馴染みがないときに、無名の被写体が写った写真に示された衣服を解釈しようとすると、彼らが他の種類の歴史的な分析を行うどれほどすぐれた腕前をもっていようと、間違いを犯す可能性があります。

 

Joan Severa, Dressed for the Photographer: Ordinary Americans and Fashion, 1840-1900, The Kent State University , Press, 1995.

 

本書は、ミドルクラスや下層階級のアメリカ人たちが、ダゲレオタイプの銀板写真技術が導入された1840年から1900年の60年間に、記念写真や日常生活の写真に、どのような装いでおさめられたのか、かれらのバックグランドや服装のディテールの分析も含めて、マテリアル・カルチャー(物質文化)の視点から書かれたJoan Severa女史(1925-2014)による大作です。掲載された写真は何と277枚。服飾の専門家の視点で写真のなかの服装が的確に分析されています。

   

ヨーロッパやアメリカの上流階級の装いを扱った書物は、沢山、ありますが、アメリカの庶民(民衆)の装いを扱った書物は、J・セヴラ女史の上記の著作以外には、一冊もありません。

 

この大部な著作は、ジョーン・セヴラ女史が30年と言う歳月をかけて取り組まれた大作です。濱田のこの著作は、読者の皆様がジョーン・セヴラ女史の約600ページの大著をご活用いただくためのいわばガイドブックとしてまとめたものです。ジョーン・セヴラ女史の写真分析に基づいて、筆者の独自の立場から、写真が語る近代アメリカの民衆の装いを分かり易く解説させていただきました。

 

筆者はアメリカの庶民服を38年間に渡って研究してきました。本書は筆者の新しい研究書の普及版であり、翻案権を遵守して書かれた著作です。

 

本ガイドブックでは、ダゲレオタイプ、アンブロタイプなど写真技術史についても紹介しています。写真技術の発展に伴い、被写体の範囲が一部の金持ちの中流階級以上の人々から、中流・下層の民衆へと広がり、家庭裁縫に携わっていた人々、学校の教師、リフォーム・ドレスの運動に携わっていた人々、移民、西部入植者、農業労働者、解放奴隷、自由黒人、ネイティヴ・アメリカンなどミドルクラスや下層階級の様々なカテゴリーに属する庶民の写真が掲載されています。

 

我が国でも、海外でもとてもマイナーな分野の研究書です。セヴラ女史が収集されて、解説された素晴らしい、目を見張るような材料を、本ガイドブックを通じて、服飾研究者や学生や衣装デザイナーの皆様や映画監督の皆様や写真のアーキヴィストの皆様のお手元にお届けできれば幸いです。多くの読者の皆様に愛読されることを願ってやみません。

 

以下に、"A Look at Old Photograph"と題するYoutubeの動画をご紹介します。

Joan Severa女史(1925-2014)による貴重な写真解説です。

 

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著者のプロフィール 目次
『写真が語る近代アメリカの民衆の装い』 チラシ.pdf
PDFファイル 909.0 KB


ネクパブPODアワード2022受賞のお知らせ

濱田雅子が審査員特別賞受賞


第45回アメリカ服飾社会史研究会のお知らせ

オンライン服飾講座のご案内


 第44回アメリカ服飾社会史研究会は、1時間10分の講演と1時間のディスカッションの元に、有意義な研究会となりました。普段、観たり、聞いたりする機会のない19世紀アメリカの民衆の衣生活というマイナーな分野の写真紹介と解説でしたので、皆様のご関心をお寄せいただいたのでしょうか。質問が尽きませんでした。 下記は第43回と44回のレポートです。

 

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第44回レポート
2022年3月27日オンライン服飾講座レポート.pdf
PDFファイル 981.4 KB
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第43回レポート その1
2021年11月28日オンライン講座レポート その1.pdf
PDFファイル 428.8 KB

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第43回レポート その2
2021年11月28日オンライン講座レポート その2.pdf
PDFファイル 1.1 MB

第45回研究会は2022年8月7日に開催


期日:2022年8月7日(日)  10:30~12:30

場所:ガレリア亀岡3階 会議室 

ゲスト:濱田雅子氏 (神戸からオンラインで配信) 

    元武庫川女子大学教授 アメリカ服飾社会史研究会会長

テーマ 「写真が語るアメリカの民衆の装い(その3)ー1870年代の民衆の生活文化を垣間見る

コーディネーター:児嶋きよみ

主催 Office Com Junto 共催 アメリカ服飾社会史研究会  亀岡国際交流協会

 

【オンライン参加者の申し込み先】会員、非会員を問わず、オンラインでのご参加希望者の方は、研究会事務局にメールで申し込んで下さい。 

アメリカ服飾社会史研究会事務局  上段のサイトマップの「問い合わせ」からメール送信してください。ご所属とご参加希望動機をお書き下さるようお願い申し上げます。 

 

申し込み期限  8月5日(金)    alamode7@american-mode.com 

ZoomURLのアドレスと資料をお送りさせていただきます。  会長 濱田雅子 

【現地参加者の申し込み先】

参加者:どなたでも 前日まで

参加費:600

申し込み先:Office Com Junto 主宰 児嶋きよみ

 E-mail : kiyomi-kojima@gaia.econet.ne.jp      Tel:0771-23-6579

 

 

 

 

 


最新ニュース 会報No.12 発行しました!!

Topic No.1 【 論文】

1930年代アメリカで大流行した「シルクストッキング」に関する一考察―アメリカ女性を虜にした「シルクストッキング」は、日本産生糸で造られていた!― ・・・・・・・・・・鴇田 章   (1)

Topic No.2 【 書評】

濱田雅子著『アメリカ服飾社会史の未来像―衣服産業史の視点から―』・・・・・・・・・・ 鴇田 章  (6)

Topic  N0.3 【 オンライン講座からの報告1 】    

現代アメリカの衣服産業について(その2)―衣服産業が環境に及ぼす影響―・・・・・・・・濱田雅子  (7)

Topic  N0.4 【 オンライン講座からの報告2】   

コットンをめぐる不都合な真実 ・・・・・・・・・・・・・・・・   濱田雅子  (9)  

 

本号では、ルーズソックス開発者で、絹とアンティークストッキング収集研究家の鴇田章氏に、貴重な論文をお書きいただきました。我が国では、この分野の研究者は鴇田氏以外に誰もおられません。後で縫い合わせた線の入ったナイロンのストッキングを、線がゆがまないように穿くのに、身支度で一苦労したのは、女性にとってはなつかしい思い出です。このご論文では、あの薄地で美しいストッキングの誕生と普及、シルクからナイロンへの移行の背景が、統計データに裏付けられて、見事に解明されています。日本産生糸は、アメリカの「フルファッションド ストッキング」生産のどれほど貴重な素材であったのか、まさに目から鱗です。(編集後記から抜粋) 上の会報No.12をクリックして、新着論文をご一読ください。




濱田雅子の『アメリカ服飾社会史』シリーズ   2~4はKindle版もアマゾンから出版
1.『アメリカ服飾社会史』(東京堂出版 2009年)
2.『パリ・モードからアメリカン・ルックへ』(株式インプレス R&D POD出版サービス 2019年1月

3.『アメリカ服飾社会史の未来像―衣服産業史の視点から―』(同上 20204月)
4. 20世紀アメリカの女性デザイナーの知られざる真実―アメリカ服飾社会史続編―』(同上 2021年4月)