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第43回アメリカ服飾社会史研究会のお知らせ

オンライン服飾講座のご案内


 第42回アメリカ服飾社会史研究会は、1時間20分の講演と40分のディスカッションの元に、大変、盛会に終わりました。レポートは下記のレポートをクリックして下さい。

 


第43回研究会は2021年11月28日(日)に開催


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2021年11月 28 日Global Session 濱田雅子の服飾講座の概
PDFファイル 532.9 KB

期日:202111 28() 10301230

場所:ガレリア亀岡3階 会議室 

ゲスト:濱田雅子氏 (神戸からオンラインで配信) 

    元武庫川女子大学教授 アメリカ服飾社会史研究会会長

テーマ 「写真が語るアメリカの民衆の装いー19世紀アメリカの生活文化を垣間見る―」

コーディネーター:児嶋きよみ

主催 Office Com Junto 共催 アメリカ服飾社会史研究会

★ 所要時間① オンラインでの講演 1時間  ② セッション 1時間

★プログラムの詳細は添付ファイル「講座の概要」をご覧ください。

 

【オンライン参加者の申し込み先】会員、非会員を問わず、オンラインでのご参加希望者の方は、研究会事務局にメールで申し込んで下さい。 

アメリカ服飾社会史研究会事務局  上段のサイトマップの「問い合わせ」からメール送信してください。ご所属とご参加希望動機をお書き下さるようお願い申し上げます。 

申し込み期限  11月 26 日(金)    alamode7@american-mode.com   

参加費は無料です。

 

ZoomURLのアドレスと資料をお送りさせていただきます。  会長 濱田雅子 

【現地参加者の申し込み先】

参加者:どなたでも (前日までにコロナ禍もあり、申し込みを) 10名までの予定

参加費:600

申し込み先:Office Com Junto 主宰 児嶋きよみ

 E-mail : kiyomi-kojima@gaia.econet.ne.jp      Tel:0771-23-6579

 

 

 

 


最新ニュース 会報No.12 発行しました!!

Topic No.1 【 論文】

1930年代アメリカで大流行した「シルクストッキング」に関する一考察―アメリカ女性を虜にした「シルクストッキング」は、日本産生糸で造られていた!― ・・・・・・・・・・鴇田 章   (1)

Topic No.2 【 書評】

濱田雅子著『アメリカ服飾社会史の未来像―衣服産業史の視点から―』・・・・・・・・・・ 鴇田 章  (6)

Topic  N0.3 【 オンライン講座からの報告1 】    

現代アメリカの衣服産業について(その2)―衣服産業が環境に及ぼす影響―・・・・・・・・濱田雅子  (7)

Topic  N0.4 【 オンライン講座からの報告2】   

コットンをめぐる不都合な真実 ・・・・・・・・・・・・・・・・   濱田雅子  (9)  

 

本号では、ルーズソックス開発者で、絹とアンティークストッキング収集研究家の鴇田章氏に、貴重な論文をお書きいただきました。我が国では、この分野の研究者は鴇田氏以外に誰もおられません。後で縫い合わせた線の入ったナイロンのストッキングを、線がゆがまないように穿くのに、身支度で一苦労したのは、女性にとってはなつかしい思い出です。このご論文では、あの薄地で美しいストッキングの誕生と普及、シルクからナイロンへの移行の背景が、統計データに裏付けられて、見事に解明されています。日本産生糸は、アメリカの「フルファッションド ストッキング」生産のどれほど貴重な素材であったのか、まさに目から鱗です。(編集後記から抜粋) 上の会報No.12をクリックして、新着論文をご一読ください。


濱田雅子の新刊書出版のお知らせ


 

『20世紀アメリカの女性デザイナーの知られざる真実ーアメリカ服飾社会史 続編』(POD出版)

電子書籍 アマゾン kindle版 発売中

 ペーパーバック(Next Publishing インプレスR&D POD出版サービス) 2021年4月7日発売

 

アマゾンで販売

 

内容紹介

本書は、筆者の『アメリカ服飾社会史』シリーズの第4編である。本書のテーマは、端的に言えば、20世紀アメリカの女性ファッション・デザイナーの認知度である。アメリカの服飾研究者は、近年、この問題に精力的に取り組んでいる。彼女たちは、なぜ、認知度が低いのか。この点については、アメリカの服飾研究者は、正面切って見解を表明していない。筆者の憶測ではあるが、本書では、筆者のオリジナルな見解と今後の課題を打ち出した。

 

本書は服飾研究者、ファッションを学ばれている学生の皆様、ファッション・デザイナー、アパレル産業で衣服生産に携わっておられる皆様の必読書と言っても過言ではない。学術書ではあるが、一般読者の方々むけに、わかりやすく、読みやすい著作になるように、創意・工夫した。

 

国際的に見て、デザイナーの認知度のランキングは、いかがなものだろう?クリスチャン・ディオール、ココ・シャネル、イヴ・サンローランの知名度の高さは、言うまでもない。ラルフ・ローレン、カルバン・クライン、ダナ・キャラン、マーク・ジェイコブス 、マイケル・コースなどは、アメリカのファッション業界で著名な名前である。彼らは、収益性の高いグローバルブランドになっている。

 

 本書では、以下の6人の20世紀アメリカの女性デザイナーを扱っている。

 

 1920年代、サリー・ミルグリムはアメリカのファッションでパリの支配を克服し、パリのオートクチュールからの独立を宣言した。彼女は、現代のファッション・マーケティングのパイオニアでもあった。

 

ジェシー・フランクリン・ターナーは、ニューヨークで経済的に成功した永続的なクチュールビジネスを確立した最初のアメリカのファッション・イノベーターである。

 

ティナ・リーサは、1950年代に芸術家として育った。世界中を旅行しており、フェアトレード、持続可能性、デザインと生産におけるグローバルな展望を優先した。

 

ヘレン・リーとスザンヌ・ゴダートは、消費者の豊かさに支えられて、子どものファッションを大人の服と同等に位置づけようと努力し、成長する人口統計にファッションの視点をもたらした。

 

フィラ・ベネンソンは、ロシアからの移民であった。ニューヨークで名声を確立し大恐慌と第二次世界大戦を乗り切った大規模で多様なファッション・ビジネスを築いた。

 

皆さんは、これらのデザイナーをご存じでしょうか?おそらく、ご存じない方が多いのではないでしょうか?アメリカでも知られていないという。

 

こんな凄い活躍をしたファッション・デザイナーが、なぜ、知られていないのだろう? 

 

今日の社会では、SNSによる情報の受発信は、当たり前のコミュニケーション・ツールである。本書で対象としたSNSが未発達の時代には、認知度を高めるには、どのような方法があったのであろうか?

 

本書では、アメリカの服飾研究者の研究に基づいて、20世紀アメリカで活躍した6人の女性デザイナーの知られざる真実に迫ってみた。本書の出版によって、彼女たちの認知度が、我が国でも高まることを願っている。

 

 

       目  次

はじめに

第1章 サリー・ミルグリム

―アメリカン・ファッションのパイオニア―

1.歴史的背景と生い立ち

(1)歴史的背景

(2)生い立ち

2.ニューヨークのデザイナーとしての活躍

(1)デザイナーとして育まれた背景

(2)アメリカのファッション

(3)1930年代スタイルへの移行 1928₋1935年

(4)ファッション・マーケティングの起業家とパイオニア

3.まとめ

 

第2章 ジェシー・フランクリン・ターナー―ファッション・イノベーター―

1.歴史的背景と生い立ち

(1)歴史的背景

(2)生い立ち

2.ファッション・イノベーターの誕生

(1)デザインの革新者としてのターナーの足跡

(2)ターナーの作品の特徴

3.‟Designed in America”キャンペーン

(1)“Designed in America”キャンペーンの歴史的背景

(2)モリス・デ・キャンプ・クロフォードの経歴

(3)“Designed in America”キャンペーンの特色

(4)“Designed in America”キャンペーンの成否

4.まとめ 

 

第3章 ティナ・リーサ―グローバル・ビジョン―

1.歴史的背景と生い立ち

(1)年 表

(2)生い立ち

2 ハワイ、ニューヨークでの活躍

(1)ハワイでの活躍  1935-1939年

(2) ハワイからニューヨークへの進出 1940-1941年

(3)ニューヨーク他での活躍

3.コレクション

(1) 1940-1959年

(2) ニューヨーク、インド 1960-1982年

4.ティナ・リーサのファッション哲学

(1)「芸術から産業へ、産業から芸術へ」

(2)アメリカン・ルック

(3) 近代とポストモダニティ

5.まとめ

 

第4章 ヘレン・リーとスザンヌ・ゴダート―子ども服デザイナー―

1.子ども服と子どもの概念の歴史

(1) 産業革命前の子ども服と子どもの概念

(2)母性と19世紀の子どものファッション

(3)20世紀の子ども向けファッションの開発

(4)性別と大人のスタイルの影響

(5)大量生産と子ども用既製服

(6)子どもたちの20世紀半ばのファッション市場

2.ジョセフ・ラブ社の発展の概説

(1) ジョセフ・ラブ社設立の背景

(2)ジョセフ・ラブ社の初期の開発、1920年代

(3)ジョセフ・ラブ社の子ども服の特色

3.ヘレン・リーの経歴と活躍

(1) 経歴

(2) 子ども服デザイナーとしての活躍

4.スザンヌ・ゴダートの生い立ちと活躍

(1) 歴史的背景と生い立ち

(2) 子ども服デザイナーとしての台頭

5.まとめ

 

第5章 フィラ・ベネンソン―イリンスカ伯爵夫人・高級婦人服デザイナー―

1.ボンウィット・テラーの設立の背景と特色

2.生い立ち

3.ニューヨーク市での活躍

(1) ヴェルベンの設立

(2) ボンウィット・テラーでの活躍

(3)  婦人既製服のビジネス

4.まとめ

 

第6章 総 括

1.第二次大戦前のアメリカのパリ・モード礼賛

2.ドイツによるパリ占領後のファッション動向

3.第二次世界大戦後のパリ・モード礼賛

4.20世紀アメリカの女性デザイナーの知られざる真実

 

あとがき

事項索引

人名索引(ファッションデザイナー他)

文末脚注(注・写真/図版出典)

 

  

アマゾンのカスタマー・レヴュー
吉川佳英子5つ星のうち5.0 今、解き明かされる6人のアメリカの女性デザイナーたち
本書は『パリ・モードからアメリカン・ルックへ』(2019)の第二部を発展させたもの。6人のアメリカの女性デザイナーを紹介しながら、なぜその活躍にもかかわらず、今日、彼女たちの認知度が低いのかを解き明かす意欲的な内容だ。最新の研究をふまえ、大変明快に論じられている。彼女たちの認知度の低さは、第二次世界大戦後のパリ・モードの動静が大きく関わっているが、理由は複合的で、彼女たちの業績等のアーカイブの未整理も影響している。著者が導き出した結論は、パリとアメリカを視野に収めたダイナミックなものであり、研究者のみならず多くの読者に資するものだ。力作に拍手を送りたい。

鴇田 章5つ星のうち5.0 アメリカン・ルック開発に貢献した6人の女性デザイナー

アメリカでの認知度は低いが20世紀のアメリカン・ルックの開発に貢献し、活躍した6人の女性デザイナーを取り上げ、濱田氏の幅広い見識と考察力で、丁寧に分かりやすく紹介された貴重な一冊である。デザイナーの作品やイラスト、パターンなど多くの写真や図版がカラーで掲載され、脚注や出典も詳しく記された学術書であるが、一般読者にも読みやすい作品になっている



濱田雅子の『アメリカ服飾社会史』シリーズ   2~4はKindle版もアマゾンから出版
1.『アメリカ服飾社会史』(東京堂出版 2009年)
2.『パリ・モードからアメリカン・ルックへ』(株式インプレス R&D POD出版サービス 2019年1月

3.『アメリカ服飾社会史の未来像―衣服産業史の視点から―』(同上 20204月)
4. 20世紀アメリカの女性デザイナーの知られざる真実―アメリカ服飾社会史続編―』(同上 2021年4月)