講演・口頭発表

1. 西欧子供服が我が国の子供服の変遷に及ぼした影響ー12歳前後の女児服を中心としてー

第33回日本風俗史学会 於明治大学  1992年  

 

2. F.I.T.におけるテキスタイル・ザデイン教育ーパネリストMs.Zsuzi Dahlquistの報告からー

国際服飾学会米国服飾文化研究会 於日本女子大学  1993年  

 

3.ピューリタンのプリマス入植と衣生活の実態

国際服飾学会米国服飾文化研究会 於日本女子大学  1993年  

 

4.18世紀ヴァージニアにおける仕着せの歴史的考察

国際服飾学会第13回総会・大会 於麻布美術工芸館  1994年  

 

5.ニューネザーランド植民地とニューヨーク植民地における女子服飾の史的考察

第72回日本家政学会関西支部研究発表会 於大阪教育大学  1994年  

 

6.英米の洗礼用ローブについて

日本風俗史学会中部支部開設20周年・衣の民俗館開館5周年記念シンポジウム意匠と呪力 於衣の民俗館  1994年  

 

7.ビデオに見る旅のハイライトー瀋陽での第13回国際服飾学術会議、北京、済南、曲阜ー

国際服飾学会研究会 於日本女子大学()(その他  1994年  

 

8.ヴィクトリア王朝時代の子供服をめぐって

衣の民族館・日本風俗史学会中部支部5月例会  1995年  

 

9.18世紀アメリカにおける労動着に関する史的考察(その1)

国際服飾学会第14回総会・大会1995年6月3日(土)於実践女子学園  1995年  

 

10.18世紀のアメリカにおける労動着に関する史的考察(その2)

関西アメリカ史研究会第196回例会1995年9月24日(日)於立命館大学白雲荘  1995年 

 

11. 18、19世紀日米の女子庶民服の比較考察

第15回国際服飾学術会議  1996年  

 

12. ビデオに見る北欧研修旅行のハイライト

国際服飾学会北欧服飾文化研究会 於東京家政大学  1996年  

 

13. スウェーデン、ウプサラ聖堂のSture家の衣裳について

国際服飾学会北欧服飾文化研究会 於東京家政大学  1996年  

 

14. 19世紀初頭フランスからアメリカへのファッションの伝播についてーJosephine du PontとMargaret Manigaultの書簡に基づいてー

国際服飾学会第16回総・大会  1997年  

 

15. 19世紀アメリカにおけるシェーカー教徒の女子服の変容について(共著)

国際服飾学会第16回総・大会  1997年  

 

16. 18世紀後半〜19世紀前半のアメリカ黒人奴隷の衣服の社会史的考察

アメリカ史研究会第177回例会  1997年  

 

17. 第16回国際服飾学術会議及び研修旅行の報告

国際服飾学会研究会  1997年  

 

18. 18世紀後半バージニアにおける黒人奴隷の衣服の社会史的考察ーLinda BaumgartenとJonathan Prudeの研究に基づいてー

関西アメリカ史研究会第207回例会  1998年  

 

19. 18世紀末アメリカの二人のフランス人女性 ーその書簡を通して見たファッション観と女性像ー

武庫川女子大学女性学研究会  1998年  

 

20. Clothes for Slaves in Virginia in Revolutionary America

ICOM Costume Meeting(at Lisbon, Portugal  2000年  

 

21. アメリカ独立革命期ヴァージニアの奴隷の被服に関する社会的考察

初期アメリカ学会第31回例会  2001年  

 

22. アメリカ独立革命期ヴァージニアの奴隷の被服に関する社会史的考察

武庫川女子大学大学院家政学研究科博士学位論文(公聴会)  2001年  

 

23. フランス中世の衣生活

国際服飾学会2001年度第2回研究会  2001年  

 

24. アメリカ女子服の変遷(1840年代~1927年)ーパターン・システムを中心にー

第20回国際服飾学術会議  2002年  

 

25. 黒人奴隷の着装の研究ーヴァージニアを例として

関西アメリカ史研究会例会  2003年  

 

26. イタリヤ・サルデーニャ服飾文化研修旅行の報告(ビデオ撮影・編集 濱田雅子)

国際服飾学会2003年度第1回研究会  2003年  

 

27. ヌオロ民族博物館の衣裳とテキスタイル

国際服飾学会2003年度第1回研究会  2003年  

 

28. 19世紀後半カンザス州に移住した女性のファッション観―Sally Ingrid Helvenstonの研究に基づいて―

武庫川女性学研究会2003年度第4回例会  2004年  

 

29. 西洋服飾史講座電子教材作成の実践報告

国際服飾学会第23回総会大会  2004年  

 

30. A Historical Study of Native Americans’ Costumes —Focusing on the Cases of the Navaho and the Seminole—

第21回国際服飾学術会議、韓国にて  2004年  

 

31. ロシア民俗博物館の資料について

国際服飾学会2004年第1回研究会  2004年  

 

32. ネイティヴ・アメリカンのテキスタイル文化の史的考察ープエブロ族がナバホ族に及ぼした影響ー

国際服飾学会2005第24回総会・大会 日本女子大学  2005年  

 

33. 西洋服飾史ー東西文化交流の視点からー 講演

装道礼法きもの学院名古屋校  2004年  

 

34. 西洋服飾史ー東西文化交流の視点からー 講演

装道礼法きもの学院名古屋校  2005年  

 

35. 世界の子育て様式と関西―日・韓・中・米の昔と今(パネルディスカッションの指定討論者)

武庫川女子大学関西文化研究センター主催 第2回国際シンポジウム  2006年  

 

36. ポルトガルの民族衣裳の地域別特性(講演)

科学研究費基盤研究「着衣する身体と女性の周縁化」研究会第二回研究会 於 大阪外国語大学  2006年  

 

37. プエブロ族の織物文化

国際服飾学会中部・近畿・中国・四国ブロック研究例会 於 武庫川女子大学  2006年  

 

38. 先住アメリカ人ナバホ族の織物文化について

日本風俗史学会中部支部衣の民俗館研究会  2007年  

 

39. 19世紀後半北アメリカ西部開拓時代の女性の衣生活―ミネソタの事例研究―

第26回国際服飾学会総会・大会 於 奈良女子大学  2007年  

 

40. 写真に見る近代アメリカ人の装い―ヨーロッパとのボーダー(パネリストとしての報告)

国際服飾学会中部・近畿・中国・四国ブロック研究例会 第1回「ファッションとボーダー」シンポジウム 於 大阪樟蔭女子大学  2008年  

 

41. A Study of the Costume Culture of the Ojibwa and the Dakota from the 17th Century to the 20th Century in North America based upon the Collection of the Minnesota History Center

国際服飾学会 第23回国際服飾学術会議 飛騨高山生活文化センター  2008年  

 

42. 濱田雅子著『アメリカ服飾社会史』(東京堂出版、2009)の講評会 コメンテーターの質疑に対する著者からの応答

第1回アメリカ服飾社会史研究会  2009年  

 

43. 本田クミ氏報告「17~20世紀におけるナバホ族の織物文化の変化・発展」のコメンテーター

国際服飾学会 中部・近畿・中国・四国ブロック研究会  2009年  

 

44. 先住アメリカ人ホピ族とナバホ族の織物文化  講演

日本染織文化協会  2009年  

 

45. 1840年代銀板写真(ダゲレオタイプ)にみるミドルクラスと下層階級のアメリカ人の装い―Joan Severa, Dressed for the Photographer, Ordinary Americans and Fashion(1840-1900)に基づいて―(その1)

第2回アメリカ服飾社会史研究会  2010年  

 

46. 1850年代の写真にみるミドルクラスと下層階級のアメリカ人の装い―Joan Severa, Dressed for the Photographer: Ordinary Americans and Fashion(1840-1900)に基づいて―(その2)

第3回 アメリカ服飾社会史研究会  2010年  

 

47. 写真に見る1860年代アメリカ庶民の装い―Joan Severa女史の研究に基づいて―

第29回国際服飾学会総会・大会 於 山口県立大学  2010年  

 

48. 1860年代写真にみるミドルクラスと下層階級のアメリカ人の装い ―Joan Severa, Dressed for the Photographer: Ordinary Americans and Fashion(1840-1900)に基づいて(その3)

第4回 アメリカ服飾社会史研究会  2010年  

 

49. 1870年代の写真にみるミドルクラスと下層階級のアメリカ人の装い―Joan Severa, Dressed for the Photographer: Ordinary Americans and Fashion(1840-1900)に基づいて―(その4)

第5回 アメリカ服飾社会史研究会  2010年  

 

50. 1880年代の写真にみるミドルクラスと下層階級のアメリカ人の装い―Joan Severa, Dressed for the Photographer: Ordinary Americans and Fashion(1840-1900)に基づいて―(その5)

第6回 アメリカ服飾社会史研究会  2011年  

 

51. ファッションからみた若草物語 講演

播磨リビング新聞社主催 講演会 ホテル日航姫路    2010年  

 

52. パリモードとアメリカンモード―『風と共に去りぬ』から《アメリカン・ルック前夜》まで―   講演

神戸ファッション美術館主催 講演会 於 神戸ファッション美術館4Fセミナー室)  2011年  

 

53. パリモードからアメリカンモードへ―アメリカン・カジュアルのルーツを探る―    (講演)

仁川台倶楽部主催 講演会 仁川小学校コミュニティ室  2011年 

 

54. アーノルド・スカージ ―その作品の魅力と成功への道に迫る (講演会)

【日時】 2013年5月12日(日曜)14時~15時30分 (開場13時30分)

【会場】 神戸ファッション美術館 4階セミナー室

 

55. アーノルド・スカージの衣裳デザインのコンセプトと衣装の特徴について  (研究発表)

―Museum of Fine Arts, Bostonの所蔵品に基づいて―

国際服飾学会第31回大会、2013年6月9日 於 神戸ファッション美術館

 

56. 近代アメリカにおける写真に見る風俗研究―Joan Severa女史の研究に基づいて―

第54回日本風俗史学会大会 2013年11月24日 大妻女子大学

 

57.  19世紀アメリカの写真に見る庶民服研究ーJoan Severa, Dressed for the Photographer, Ordinary Americans and Fashion, 1840-1900 (1995)に基づいてー

関西アメリカ史研究会 2015年1月25日 キャンパスプラザ京都

 

58. 近代アメリカの写真に見る男性服の変遷(1840-1900年)―Joan Severaの研究に基づいて―

 第20回アメリカ服飾社会史研究会、2015年1月31日、武庫川女子大学付属図書館多文化コニュニティルーム(c-201)

 

59.  近代アメリカの写真に見る子ども服の変遷(1840-1900年)―Joan Severaの研究に基づいて―

第21回アメリカ服飾社会史研究会、2015年5月9日、武庫川女子大学付属図書館多文化コニュニティルーム(c-201)

 

60.  パリモードからアメリカン・ルックへの転換―その背景とアメリカン・ルックの推進者Dorothy Shaverの活動に関する考察―(研究発表)

第30回アメリカ服飾社会史研究会、2017年7月15日、武庫川女子大学付属図書館多文化コニュニティルーム(c-201)

 

 61. 17世紀から20世紀のプエブロ族とナバホ族の生活文化とテキスタイル文化の比較考察

関西アメリカ史研究会年次大会 2017年11月5日 キャンパスプラザ京都

 

 62. Joan Severa著、濱田雅子訳『写真にみる近代アメリカの庶民服』(悠書館から出版定)の解説 その1

原題:Dressed for the Photographer, Ordinary Americans and Fashion, 1840

‐1900, Kent State University Press, 1995.

第34回アメリカ服飾社会史研究会、2018年7月14日、武庫川女子大学付属図書館多文化コ

ミュニティルーム(c-201)

 

63. 『写真にみるアメリカのドレス・リフォーム運動―ジョーン・セヴラの研究からー』

原題:Dressed for the Photographer, Ordinary Americans and Fashion,

 1840-1900, Kent State University Press, 1995.の解説 その2

第35回アメリカ服飾社会史研究会、2018年11月10日、武庫川女子大学付属図書館多文化コ

 ミュニティルーム(c-201)

 

64. 濱田雅子の服飾講座「服飾から見た生活文化」

シリーズ1

ポルトガルの民族衣裳の地域別特性

2013 年 10 月 13 日、場所:京都市国際交流会館   

 

65.シリーズ2

アメリカ植民地時代の服飾

日時:2014 年 2 月 23 日(日) 10:30~12:00

場所:京都府国際センター 京都駅ビル 9 階 

 

66.シリーズ3

南蛮服飾を通してみた東西文化の交流

日時:2014 年 6 月 14 日(土) 1:30~3:00

場所:京都府国際センター 京都駅ビル 9 階 

 

67.シリーズ4

服飾を通して見たアメリカ人意識の形成 ―アメリカ独立革命期を舞台として―

日時:2014 年 10 月 11 日(日)  10:30~12:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室

 

68.シリーズ5

アメリカ史にみる職業着ー植民地時代~独立革命期

日時:2015 年 2月 28 日(日)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室 

 

69.シリーズ6

小説『ルーツ』のなかのクンタ・キンテの服装をめぐって  

日時:2015 年 6月 13 日(土) 1:30~3:00

場所:京都府国際センター 京都駅ビル 9 階

 

70.シリーズ7

フランス・ファッションのアメリカへの伝播(1)

日時:2015 年 10 月 17 日(土) 1:30~3:00

場所:京都府国際センター 京都駅ビル 9 階 

 

71.シリーズ8

フランス・ファッションのアメリカへの伝播(2)

日時:2016年 2 月 7 日(日)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室 

 

72.シリーズ9

19世紀アメリカ、ローウェル工場の女子労働者の日々

日時:2016 年 6 月 25 日(土)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室 

 

73.シリーズ10

19世紀後半北アメリカ西部開拓時代の衣生活ーミネソタの大草原の小さな家を訪ねてー 

日時:2016 年 11 月 20 日(日)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室 

 

74.シリーズ11

19世紀後半、アメリカの開拓地カンザスへの移民の生活文化とファッション観

日時:2017 年 3 月 18 日(土)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか    3階第 4会議室    

 

75.シリーズ12

先住アメリカ人の歴史と衣文化ープエブロ族とナバホ族の居留地におけるフィールドワーク

らのレポートー

日時:2017 年 8 月 20 日(日)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか     2階研修室

 

76.シリーズ13

先住アメリカ人の衣文化と教育問題

日時:2018 年 1月 21 日(日)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか     3階研修室

 

77.シリーズ14

ユートピア思想とパンツをはいた女性たち―19世紀アメリカのドレス・リフォーム運動

(第Ⅰ期)―

日時:2018 年 6月 23 日(土)  1:30~4:00

場所:ガレリアかめおか     3階研修室

 

78.シリーズ15

ユートピア思想とパンツをはいた女性たち―19世紀アメリカのドレス・リフォーム運動

第Ⅱ期)―

日時:2019年2月3日(日) 1:30~3:00

場所:ガレリアかめおか 3階第4会議室

 

79.シリーズ16

パリ・モードからアメリカン・ルックへの転換―その牽引者ドロシー・シェーバーに迫るー

日時:2019年7月6日(土) 1:30~3:00 

場所:ガレリアかめおか 3階第4会議室

 

80. シリーズ17

現代アメリカの衣服産業について(その1)―オートクチュール、カスタムメイド、既製服をめぐって―

日時:2019年11月30日(土) 1:30~3:00

 場所:ガレリアかめおか 3階第4会議室 

 

81.シリーズ18

 現代アメリカの衣服産業について(その2)ー衣服産業が環境に及ぼす影響ー

日時:2020年8月22日(土) 10:30~12:30

場所:ガレリアかめおか 3階第4会議室

 ゲスト:濱田雅子(神戸からオンラインで参加)

 

82.シリーズ19

コットンをめぐる不都合な真実

日時:2021年2月13日(土) 10:30~12:30

場所:ガレリアかめおか 3階第4会議室

 ゲスト:濱田雅子(神戸からオンラインで参加)

 

83. シリーズ20

20世紀アメリカの女性デザイナーの知られざる真実―ティナ・リーサの作品に見るフェアトレードと持続可能性―

 日時 7月25日(日) 午前10時30分~12時30分

 場所:ガレリアかめおか 3階 会議室

ゲスト:濱田雅子   神戸からオンラインで参加

 

84. シリーズ21

写真が語るアメリカの民衆の装い(その1)ー1840年代の民衆の生活文化を垣間見る―

期日:2021年11月 28 日() 103012:30

場所:ガレリア亀岡3階 会議室 

ゲスト:濱田雅子    神戸からオンラインで配信 

主催 Office Com Junto 共催 アメリカ服飾社会史研究会 

 

85.  シリーズ22

写真が語るアメリカの民衆の装い(その2)ー1850-60年代の民衆の生活文化を垣間見る―

期日:2022327() 10301200

場所:ガレリア亀岡3階 会議室 

ゲスト:濱田雅子    神戸からオンラインで配信

主催 Office Com Junto 共催 アメリカ服飾社会史研究会 

   

86.  シリーズ23

写真が語るアメリカの民衆の装い(その3)ー1870年代の民衆の生活文化を垣間見る―

期日:2022年8月7日() 103012:30

場所:ガレリア亀岡3階 会議室 

ゲスト:濱田雅子   神戸からオンラインで配信

主催 Office Com Junto 共催 アメリカ服飾社会史研究会  

 

   

 

 

 

 

 

 

 

映画「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」の衣装

毎日新聞映画「ストーリー・オブ・マイライフ」 自立した女性、「現代的衣装」に、という見出しの以下の記事が掲載されました。

 

幾度となく映像化されてきたオルコットの不朽の名作「若草物語」。公開中の新作映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(グレタ・ガーウィグ監督)は女性の自立を焦点に、19世紀の米国で少女から大人へと成長していく主人公たちの姿を生き生きと描く。本作は人物造形に果たしたファッションの役割が高く評価され、第92回アカデミー賞で衣装デザイン賞に輝いた。元武庫川女子大教授でアメリカ服飾社会史研究会会長の濱田雅子さんに作品の魅力を聞いた。

 「登場人物のキャラクター、パーティーや日常などTPOに応じた衣装バリエーションを展開しており、本当に素晴らしい」。濱田さんは本作で衣装を担当したジャクリーン・デュランに賛辞を贈る。歴史的な服装を再現した作品は多いが、19世紀と現代のファッションを融合させた点がユニークで「ここにこそアカデミー賞の評価ポイントがあると思う」と話す。

 物語は小説家を目指すマーチ家の次女ジョー(シアーシャ・ローナン)を中心に、姉のメグ(エマ・ワトソン)、病弱な妹ベス(エリザ・スカンレン)、末っ子のエイミー(フローレンス・ピュー)の4人姉妹の人生を、少女時代の回想を挟みながらたどっていく。

 当時の米国女性のファッションは「クリノリン衣装」と呼ばれる様式。スカートを大きくふくらませるためウエストから裾にかけてフラフープ状の輪をつないだ下着を身につけ、ウエストはコルセットで細く絞る。フォーマルな場でのメグやエイミーは、伝統的クリノリン衣装だ。

 一方、ジョーはコルセットを身につけず、シャツブラウスにベストとジャケット姿で登場することが多い。濱田さんは「現代的要素が強く19世紀の衣装に忠実とは言えないが、彼女の個性を表現するための意図的な構成ではないか」と指摘する。

 当時は女性が経済的に自立することが珍しかった。小説家を目指して故郷のボストンから単身ニューヨークを目指すジョーの人物像が「現代的衣装」によってより際立つものとなっている。濱田さんは「この作品に描き出される女性の自立した生き方は現代にも大きく通じている」と話している。

 大阪・TOHOシネマズなど全国で公開中。【倉田陶子】